
計量器・はかり・計量法解説
【第3回】精度等級とは?
店長の白石です。第3回目は、取引・証明用として使用することができるはかり「特定計量器」の銘板等に表示されている精度等級について説明したいと思います。
「精度等級」とは、誤差を指定された限界内で保つための計量要件に適合する計器の等級。
目量※1と目量の数※2により旧計量法では3等級に、新計量法では4等級に区分されています。
下記の表を参照下さい。
補足説明:特定計量器には精度等級が計量法検査規則に基いて銘板や目盛板に表示がされています。しかし検定を受けていない取引証明以外用のはかりには精度等級は表示されていません。
※1:目量とは、隣接する目盛標識のそれぞれが表す物象の状態の量の差。
目量には、読み取り限度に相当する実目量と機器の分類又は検定に用いられる検定目量とがある。
※2:ひょう量を目量で除した値。
- 2017.10.19
- 16:26
- 計量器・はかり・計量法解説