計量器・はかり・計量法解説
【第4回】検定・使用公差とは?
店長の白石です。第4回目は、取引・証明用として使用することができるはかり「特定計量器」の検定・使用公差について説明したいと思います。
「検定」とは、取引又は証明における計量に使用され、適正な計量の実施を確保するため、その構造又は器差に係わる基準を定める必要があるものとして政令で定めた特定計量器について、その精度を公的に担保するため、一定の基準に従って検査し、それが基準に合格しているかどうかを確認する行為である。
「検定公差」とは、検定を行う特定計量器において特定計量器検定検査規則に定められた器差の許容値をいいます。
これらの特定計量器の器差が検定公差を超えないことが、検定の重要な合格条件の1つであります。
「使用公差」とは、使用中の検査(定期検査・計量士による定期検査に代わる検査)時に使用される器差の許容値をいいます。
これらの特定計量器の器差が使用公差を超えないことが、使用中の検査(定期検査・計量士による定期検査に代わる検査)の重要な合格条件の1つであります。
- 2017.10.19
- 16:25
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